学校紹介

教育方針

愛知淑徳の教育

未来を⾒つめる、6年間の教育

夢を実現し、社会へと⼤きく⽻ばたく、明⽇のために・・・
進化し続けることを伝統に、時代の先を⾒据えた教育を展開しています。

「知」と「⼼」の成⻑を⽀える、
愛知淑徳の中⾼⼀貫教育

12歳から18歳までの⼤切な6年間に⾏われる中⾼⼀貫教育。
愛知淑徳では教科指導、進路指導、学校⾏事のすべてを重視し、
⽣徒⼀⼈ひとりと向き合って「知」と「⼼」の成⻑を⽀えています。

教科指導

中学と⾼校の教科内容の不要な重複をなくし、6年間を⾒通した授業を実施。中学1・2年では基礎学⼒の育成、中学3年・⾼校1年では学⼒の充実・発展をめざします。さらに⾼校2・3年では⽂型・理型クラスを編成し、⽣徒⼀⼈ひとりの⽬標や習熟度に合わせてきめ細かく指導します。

進路指導

⽣徒が⾃らの学びたいことを考えることから、進路指導は始まります。社会で活躍する卒業⽣による講演会、⼤学説明会などを実施し、キャリアビジョンを考える機会としています。さらに、担任、授業担当者、進路カウンセラーによる個別相談は、単なる受験指導でなく、個々の可能性の扉を開く「⼈間教育」の視点から⾏います。

学校⾏事

⽣徒主体の学園祭をはじめ、林間研修、夏⼭登⼭、理科旅⾏、社会科旅⾏、海外研修、⽂化芸能鑑賞などの多彩な学校⾏事があります。社会や世界、⼈々の価値観の多様さにふれて多くのことを学び、強さとやさしさの「淑徳魂」を培います。また、6年間の経験を共有する仲間と深い友情が⽣まれることも、中⾼⼀貫教育の魅⼒の⼀つです。

愛知淑徳の中⾼⼀貫教育

中⾼⼀貫教育の4つのメリット

6年間を通して、
系統的、
段階的な学び

国語、数学、英語はもちろん、社会や理科なども重複を省きより体系的に学べます。中学と⾼校で中断されることなく学習を深め、発展させることができます。

⾼校受験に
追われることのない、
のびやかな時間

⾼校⼊試がないことで⽣まれるゆとりを、知⼒、体⼒、学⼒の向上にあてます。将来を⾒つめ、向学⼼を⾼めるための講演会やセミナーなどを数多く実施します。

⼀⼈ひとりの才能を
最⼤限に伸ばせる、
柔軟なカリキュラム編成

学習に関しては、基礎⼒から応⽤⼒までを段階的に養成。それぞれの時期に適した⽬標設定を⾏い、⼀⼈ひとりの成⻑を促します。

多感な6年間をともに
過ごして培う、
友という財産

学びとともにクラブ活動、学園祭などの学校⾏事を通して、いっそう強まる絆。思春期の6年間を⼀緒に過ごした仲間たちは、⽣涯の友という財産になります。

7つの⼒を育み、
希望に満ちた未来を拓く

愛知淑徳で育むのは、⾼い学⼒だけではなく、
⾃分らしい未来を拓くための知性や、豊かな⼈間性、
夢をかなえるために努⼒する、真の⼒を養います。

⾃⼰をみつめ
⽬標や夢を追求する
確かな⾏動⼒

「進路講演会」「卒業⽣に聞く会」など、⾃分の将来について考える機会を早くから設け、未来への展望につなげます。

国際化に対応する
総合的な英語⼒

外国⼈教員による英会話の授業、LL教室での実践的な授業、英検への挑戦などを通し、「読む」「書く」「聞く」「話す」⼒をトータルに伸ばします。

⾃分の考えを
⾃分のことばで
表現する⼒

国語の「3分間スピーチ」「⼩論⽂」、社会や理科のレポート作成などにより、⾃分の思いや考えを相⼿に的確に伝える⼒を養います。

科学的な視野と
論理的な思考⼒

数学では中3から⾼校の分野を学び、理科では実験を重視。
考える⼒、応⽤する⼒を鍛え、「数学好き」「理科好き」を育てます。

さまざまな分野で
活躍できる
自立した判断力

学園祭をはじめ、クラブ活動や生徒会活動などの取り組みの中で、見通しを立てる力、段取りよく進める力、確実に実行する力を身につけます。

規律を重んじ、
他を大切にする
協調性

林間研修などの宿泊行事や集団生活において、社会性や協調性を養う場を多く設け、規律を重んじ、人を思いやる心を育てます。

視野は世界へ、
それぞれの
希望の進路へ

一人ひとりの進路希望に応じた、きめ細かい進路指導を行います。
将来海外での活躍も視野に入れた進路実現をめざします。

教育改⾰を⾒据えた、
愛知淑徳の教育

中学校では2021年度、⾼校では2022年度から新学習指導要領がスタートしました。⼤学⼊試センター試験に代わる⼤学⼊学共通テストも2020年度から実施され、各教科の知識・技能だけではなく、思考⼒・判断⼒・表現⼒が問われるようになります。こうした教育改⾰に対応する先進的な教育を、愛知淑徳は実践しています。⽣徒が主体的に学習し、教員やクラスメイトと対話しながら理解を深めるアクティブ・ラーニングを各教科の授業に取り⼊れ、思考⼒・判断⼒・表現⼒を総合的に伸ばしています。さらに、盛んな学校⾏事やクラブ活動を通して、⾃分らしく⽣きるための⾏動⼒や協調性、豊かな⼈間性も育んでいます。新たな時代においても、⽣徒⼀⼈ひとりの可能性を拓く愛知淑徳ならではの教育を追求し続けます。

教育⽬標

  • 学習に取り組む意欲を⾼める。
  • ⾃ら学習する習慣・態度を⾝につけさせる。
  • 基礎学⼒をしっかりと⾝につけさせる。
  • 集団の⼀員としての⾃覚を持たせ、規律と秩序のある明るい学校⽣活を送らせる。

先⽣の声

英語科 香林 英裕 先生

コミュニケーションの手段として
英語を学び、使うことを楽しもう。

英単語の発音と意味を繰り返し暗唱したり、オーバーラッピングやシャドーイングで会話文を何度も読み合わせたり、「英語の音」と「反復」を重視した授業を行う香林先生。「コミュニケーションツールとして国際社会で使える英語を習得するには、英語を楽しむ経験の積み重ねが大切です」と語り、生徒が主体的に学ぶ活動を数多く取り入れています。
中学2年生の授業では「語彙と文法の定着」を目標に、自主学習の習慣が身につくよう課題を毎回出し、その答え合わせの時間も生徒同士の学び合いの場にしています。また、香林先生は、隔年で実施しているオーストラリアやイギリスの研修旅行も担当。国際交流や異文化体験のチャンスを用意し、「世界中の人々と思いを伝え合い、理解し合うために、英語力をもっと伸ばしたい!」という生徒たちの意欲を引き出しています。

英語科の授業風景英語科の授業風景

数学科 伊藤 千賀 先生

どんな道筋で、答えを導くのか。
クラス全員で学び合い、思考力を磨く。

数学は、物事の本質を捉える論理的思考力を磨く科目です。正解は一つでも、解き方は一つとは限りません。そのルートを生徒一人ひとりが考え、クラス全体で学び合うことを、伊藤先生は大切にしています。伊藤先生の授業は、生徒が登壇し、自分で考えた解法を説明する「プレゼン形式」が中心です。生徒たちは解法や解答だけではなく、問題文のどこに着目し、どうやって解法を組み立てたかという着想もしっかりと解説。クラスメイトの発表を聞き、自分では気づかなかった解き方を知ることは、数学の問題に対する多角的な視点や柔軟な応用力につながります。「私は高校時代、数学が得意ではありませんでした。だからこそ、数学が苦手な生徒も意欲的に参加できる授業づくりを心がけ、みんなで活発に学べる場を提供したい」と語る伊藤先生。生徒と向き合い、それぞれの力を引き出しています。

数学科の授業風景数学科の授業風景

理科 村松けい子 先生

「実験」を重視した、伝統の理科教育。
驚きとともに探究心を育む。

和装と洋装の生徒たちが、試験管を並べて化学実験に取り組む ー 愛知淑徳学園百年史に掲載された授業写真が物語るように、愛知淑徳は古くから「実験」を重視した理科教育に努めてきました。3年ごとに実施する理科旅行も本学園オリジナルの体験プログラムです。高校で化学を担当する村松先生も、「実物」や「実際の化学反応」を生徒たちに見せる授業づくりを大切にしています。「この元素の炎色反応は何色?イオン化エネルギーの小さいものは?といった問いの答えを暗記するのではなく、自分の目で見た『本物』として、驚きや感動とともに記憶する。そんな生きた授業を続けたいと思います」と語った村松先生。物質の昇華を活用した防虫剤、水分を吸着する乾燥剤などの具体例を挙げ、化学のおもしろさを伝えます。生徒たちは身のまわりにあるものに関心を寄せ、向学心や探求心を豊かに伸ばしています。

理科の授業風景理科の授業風景