短期留学に参加しようと思った理由はなんですか?
元々海外の食べ物や文化などに興味があり、旅行で様々な場所に訪れることが大好きでした。中学3年生の時に留学、ホームステイという存在を知り、1度経験してみたいと思うようになりました。
留学では旅行と違い英語を使う機会が多く、現地の方との交流を通して新しいことを学べるという点がとても魅力的に感じました。また、海外の人に日本の文化、生活などを知って欲しいという思いがあった私にとって、自分たちがオーストラリアへ行くだけで完結するのではなく、セントキャサリンズの友だちを日本に招いて、淑徳や日本のことを紹介する機会があるというプログラムが魅力的で、このセントキャサリンズ短期留学に参加しようと決めました。
短期留学後に、1年留学することにしたと思いますが、
短期留学を経験して、自分が変化したことはなんですか?
淑徳の短期留学を経て、後悔したことがひとつありました。張り切って⾏った留学だったのですが、いざ現地へ⾏くと何もかも分からないことばかりで⾃信が無くなり、消極的になってしまったのが⼼残りでした。
いざ思い返すとこれもやっておけば良かった、ということがたくさんあり、1年留学へ⾏くことを決めた時、⾃分が後で後悔しないよう全てのことに積極的に参加し、その瞬間でしかできない体験を必ずすると決めていました。
他⼈にどう⾒られるかを気にしすぎていた⾃分でしたが、短期留学を通して、それよりも優先すべきことがあるのだと気付かされました。
短期留学、一年の留学を通して、
苦労したことや淑徳でよかったなと思うことなどはなんですか?
1番不安だったのは留年をすることでした。高校2年生にして全くの新しい環境に入り、今まで5年間一緒に過ごしてきた同級生と一緒に卒業しないという決断はなかなか簡単には出来ませんでした。
しかし、ポジティブに考えると、新しい友達も増え、高校生活を1年も⻑く過ごせ、大学受験のための時間もしっかりととれるということに気づきました。1年なんて人生の中でみれば数十分の1にしかならないなと感じ、それよりも大きな影響を与えてくれる留学に行く方が私自信にとってメリットが大きいのではないかと考えました。結果、新しく入った学年ではクラスの仲間が暖かく受け入れてくれて、すぐに仲良くなれました。
勉強面については帰国直後はとても大変でした。今まで習ってきたことはほとんど忘れてしまっていたので、高校の内容を1から復習し直しました。その際に先生に頼ることがたくさんありました。授業と全く関係ないところも授業後に残って質問に答えてくださったり、勉強の進行具合を気にして声をかけてくださったり、とたくさん助けてもらいました。そのおかげで高校三年生になる頃にはもう勉強の遅れを取り戻すことが出来ました。
まず、生徒と先生の距離が近く、質問など勉強のことだけでなく普段の悩みまで相談できることがあると思います。留学へ行く前もいろいろ留学に対する不安を聞いてもらいました。
そして、何にでも全力で協力し合うことのできる淑徳生になれるところです。新しいクラスでは学園祭の準備を通してクラスメイトとより仲良く、深い関係を築けたと思います。
留学を通して成⻑したことはなんですか?
理系進学希望で英語を専門とした職業につきたい訳でもなかったため、なぜ高校で留学をしようとしたのかと聞かれることが多くありました。
それに対していつも私は「今しか出来ない特別なことをしたかった」と伝えています。
淑徳の短期留学も淑徳にいる間しかできないし、高校での留学も高校の間しかできません。躊躇っていてはいつのまにか終わってしまいます。
留学を経て、何においても思い立ったら積極的にすぐチャレンジすることがどれほど大事かを改めて感じました。
淑徳ではチャレンジを全力でサポート、協力してくれる環境が整っていて、とても感謝しています。