［行事報告］2024年6月8日 中学１年生磯観察

6月8日(土)、中学校一年生の希望者対象に磯観察を行いました。三重県鳥羽市にある「海の博物館」にて学芸員の方からの指導を受けながら、磯の生物の観察を行いました。観察場所の磯は志摩半島内に位置し、入り組んだ海岸線に静かなビーチが点在します。干潮時には磯に残った海水が潮だまりとなり、多様な生物の住処となっています。

参加した生徒たちの一番のお目当ては海の宝石、ウミウシ。今年度はシロウミウシをはじめとした四種のウミウシに出会うことができました。ウミウシのエラは背側に飛び出したものや、外套膜と足の間に隠し持っているものなど、呼吸器の形態も様々で非常に興味深いです。他にもウニやイソギンチャク、五放射ではなく七放射対称のイトマキヒトデや大きなニホンクモヒトデなど、生徒達も徐々にコツを掴んで上手に生物を見つけることができました。どの生徒も積極的に観察を行い、磯の生物との出会いを楽しんでいました。