［行事報告］2023年10月23日から27日 高校２年九州北部研修旅行

10月23日(月)から27日(金)に実施された高２研修旅行では、かつて海外交流の拠点であった九州を訪れ、特色ある文化・歴史社会・自然について学びました。この研修旅行は平和学習が柱の一つであり、一学期から総合探究の授業やHRで準備を進め、現地での見聞を通して戦争・核兵器の脅威などを学び、平和な世界をつくっていく社会の一員としての自覚をもつことを目指しています。

”ビリョクだけどムリョクじゃない”　これは元々高校生平和大使の言葉ですが、今年度の研修旅行委員が作り、3日目の慰霊祭において２年生全員で誓った平和宣言文にある一言です。実際に原爆資料館を訪れ被爆者の方の講話を聞き、この宣言文を胸に、平和な未来へ向けて自分たちに何ができるのかを自問自答し、
高い意識を持つことができました。

2 日目に訪れた熊本城では歴史だけでなく2016年の地震からの修復の様子を見学し、雲仙では自然の脅威を目の当たりにし、災害に負けじと復興に挑む人々の運しさに触れました。また、熊本県産トマトのすき焼きや馬刺しなど九州ならではの料理に舌鼓を打ったり、稲佐山で綺麗な長崎の夜景を眺めたり、楽しい時を過ごしま した。

5 日間 を通 して天気に恵まれ、コロナ等感染症の影響もなく無事に過ごすことができたことは何よりです 。 コロナ禍により生徒にとって今回が初めての宿泊行事で緊張気味に出発 しましたが、 仲間と寝食を共にし、充実した研修旅行になったと思います。