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[行事報告]2024年5月14日 高校3年歌舞伎鑑賞
5月14日(火)、高校3年生は御園座において『スーパー歌舞伎ヤマトタケル』を観劇しました。
スーパー歌舞伎は、昨年他界した二世市川猿翁が哲学者の梅原猛とともにつくりあげた、現代的な演出満載の作品です。淑徳の歌舞伎鑑賞でスーパー歌舞伎を観るのは、おそらく初めてのことです。
主演は二世猿翁の孫である市川團子、弱冠20歳の若さ溢れる躍動感、大立ち回りに一人に役の早替わり、最後は宙乗りも見せるなど見応え十分でした。
市川團子は歌舞伎界の新たな期待の星として、今後も活躍間違いないことでしょう。タケルの最後の台詞「天翔る心、それが私だ!」は、團子の澤瀉屋(おもだかや)を背負っていく気概さえも感じさせました。
正味約2時間半のエンターテインメントは全く飽きさせることがなく、生徒たちも大満足のようでした。スーパー歌舞伎をきっかけに伝統芸能への興味関心を拡げてもらえたら、と願っています。