［行事報告］2023年8月1日から3日 理科旅行

本校では3年に一度、県外の自然景観や自然体験施設を訪れて、自然科学への学びを深める理科旅行を行なっていました。しかしこの数年はコロナ禍の影響もあり中止していましたが、今年、実に6 年ぶりの理科旅行を開催することができました。今回は中高生徒合せて45名が参加し、紀伊半島へ向かいました。初日は世界遺産である鬼ヶ城のダイナミックな海食崖、海食洞を見学したのち本州最南端の潮岬に隣接する南紀熊野ジオパークセンターで紀伊半島の成り立ちや地質の特徴について学びました。2 日目は紀伊半島の奇岩群のひとつである、橋杭岩を見学したのち、串本海中公園にて南紀の海棲生物の特徴を学び、バックヤードツアーにてウミガメの赤ちゃんに直接触れる体験もできました。午後はアドベンチャーワールドを訪れ、サファリパークの動物達の特徴に着目しながら見学しました。3 日目は世界遺産、熊野古道をジオガイドの方とともに歩いて、紀伊半島の植生や地形を確認しながら青岸渡寺まで巡検を行いました。
本物の自然を見て感じることや、フィールドワークは、日常生活、特に学校の中ではなかなか体験し得ない経験です。3 日間45名と限られた日程、人数でしたが、非常に充実した理科旅行となりました。